GFA<8783>、障害者就労支援子会社のガルヒ就労支援サービスを経営陣に譲渡

GFAは、障害者向け就労支援を手がける子会社のガルヒ就労支援サービス(宮崎県都城市。売上高7600万円、営業利益△2270万円、純資産△8520万円)の全保有株式51%を、同社社長の宮脇正氏に31日付で譲渡した。収益基盤の安定に向けたグループ事業再編の一環。赤字が常態化しているGFAは資金繰り懸念の解消のため、財務状況の改善が急務になっている。譲渡価額は非公表。

ガルヒ就労支援サービスは2021年設立で、これまで出資構成はGFA51%、宮脇氏49%だった。ITスキルを持つ障害者が雇用契約に基づいて働く就労継続支援A型と、必要な知識・技術を習得する就労移行支援型を併設した多機能型で事業を展開する。また、全国各地の加盟店と連携し、地域に根差した就労支援事業所の開設をFC(フランチャイズチェーン)方式で進めている。

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