ドジャース・大谷翔平投手(29)による2年連続MVPはあるのか。シーズンの約3分の1を終えた31日(日本時間1日)、多くの米メディアが“予想合戦”を繰り広げた。
米スポーツ専門局「ESPN」ではナ・リーグの最有力候補に同僚のベッツを選出。その理由として「(大谷が)ここ10日ほど苦しい展開が続いているため、ベッツがトップの座を取り戻した」と伝えた。またスポーツサイト「スポーティングニュース」では「ショウヘイ・オオタニがMVPに輝くことは期待できない…今のところは」と報じた。今季の大谷が守備機会のないDHに専念することがネックとし、“逆転する条件”に「マンモス級の記録」「60本塁打や3冠王を獲得する必要がある」と言及した。
さらに「アスレチック」名物記者、ケン・ローゼンタール氏は「確率は低い」としつつもリーグ1位のOPS(1・011)や同8位の13盗塁を維持すれば可能性があると指摘。「この話題に入れること自体、オオタニの能力が並外れたものであることの証し。もしこの賞を獲得できるDHがいるとしたら彼だ」と結んだが、果たして――。