CL決勝がラストゲーム…ロイスが思いを語る! 「ドルトムントは僕にとってすべて」

CL決勝がドルトムントでの最後となるロイス[写真:Getty Images]

ドイツ代表MFマルコ・ロイスがドルトムントでの最後を前に思いを言葉にした。

ボルシアMGでのプレーを挟み、2012年1月からドルトムントでプレーするロイス。ユース時代から慣れ親しむドルトムントに戻ってからは折り紙付きの能力とともに端正なルックスで人気を博す。

ドルトムントで12シーズン目となる今季はチームとして11年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に進出したが、このシーズンをもって契約切れで退団の運びに。1日の決勝がラストゲームになる。

ロイスは『UEFA.com』のインタビューでドルトムント退団を語った。

「ドルトムントは僕にとってすべてだ。12年間にわたってプレーしたわけだから、何かしらの意味があるはず。名前や金だけでとどまったわけじゃない。居心地の良さと良い環境があって、素晴らしいチームメイトが必要だ」

「ファンの役割も大きい。他で同じような場所を見つけられないのはわかりきったことで、この決断を下すにあたり、2、3回ほど考え込んだ。ファンの存在はここに長くいた理由を大きく占めるけど、求められ続けたのも大きかった」

そう話す35歳MFは2012-13シーズンにバイエルン相手に涙して以来、しかも当時と同じくウェンブリー・スタジアムが舞台となるレアル・マドリーとのCL決勝にも言及した。

「前回のウェンブリーは11年も前のことで、相手も、選手も違う。だから、リベンジという思いじゃなく、期待感しかないね。今の目標はトロフィーを掴むこと。ここ(ドルトムント)では次の日にどうなっているかなんて僕らも想像できない。90分、あるいは120分で(結果が)決まる」

「時間とともに経験を積むものだし、20歳の頃よりも良い準備ができている。でも、みんなが少しばかり神経質になったり、緊張したりするのは当然のことだと思う」

通算成績の428試合で170得点131アシストが物語るとおり、ドルトムントに長らく忠誠を誓ってきたロイス。「CL決勝で最後の試合をやって、優勝できればそれ以上に素晴らしいことなんてないよ」とも語るが、その最後をCL優勝で華々しく飾れるか。

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