京都市中京区で住宅全焼 男性が死亡 京都市内で火災相次ぐ

京都市内では、先月から火災が相次いでいますが、1日未明、京都市中京区の住宅が全焼する火事があり、住人の男性が死亡しました。1日午前2時ごろ京都市中京区西ノ京月輪町の住宅が燃えていると、この家の住人と見られる男性から消防に通報がありました。警察によりますと、3階建ての家、約160平方メートルが全焼し、住人とみられる4人全員が病院に搬送されました。このうち、心肺停止の状態で運ばれた男性が死亡しました。ほかの3人もやけどや気道熱傷などのけがを負っているということです。警察と消防が、火事の原因を調べています。現場は、地下鉄東西線の西大路御池駅から西へ約600メートルの住宅密集地です。京都市内では、ことしに入って火災が急増しているため、京都市消防局では、6月9日までを出火防止強化期間に位置付け、防火の呼びかけに取り組んでいます。

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