松田龍平、小松菜奈と初共演 バイクシーンに“緊張”「プレッシャーがデカかった」

公開記念舞台あいさつに登壇した松田龍平【写真:ENCOUNT編集部】

映画『わたくしどもは。』の公開記念舞台あいさつ

俳優の小松菜奈、松田龍平が1日、ダブル主演映画『わたくしどもは。』の公開記念舞台あいさつに登壇。撮影エピソードに関するトークを繰り広げた。

本作は、佐渡島を舞台に現世と来世の狭間をさまよい、再び出会う男女の行方を描いた物語。小松が名前も過去も覚えておらず“ミドリ”と名付けられる女、松田が不思議な運命に導かれるようにミドリと出会う男“アオ”を演じた。

小松は無事に公開を迎え、「この作品は見る人に解釈を委ねる作品でもある。そんな時間も楽しんでいただけたらいいなと思っています」と、来場者へ向けあいさつ。最初に脚本を読んだ際の心境をについて、「生きているのか亡くなっているのか混乱する感じがあった」と話し、「台本が変わっていく中で、人間っぽさがそぎ落とされていった感じがした。感情も抑えてのお芝居だったので、AIっぽさがある感じがあり、分かりにくくなった分、映像化した時、どう落とし込むんだろうという楽しみはありました」と撮影を回想した。

初共演となった松田との印象に残ったシーンを聞かれると、「バイクのシーンは、唯一アオとミドリが生きている感じがした。しゃべってはいないけど、寄り添っている姿が雰囲気を含めていいなと思いました」とコメント。バイク好きの松田は「めちゃくちゃ久しぶりに乗ったんですよ。プレッシャーがデカかった」と話すと、小松は「だから死なないようにしなきゃと思った」と笑いながら裏話を明かした。ENCOUNT編集部

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