張本智和 世界7位の林昀儒を撃破!日台エース対決を制して日本勢のベスト8一番乗り【卓球 WTT重慶】

WTTチャンピオンズ重慶<5月30日~6月3日 大会3日目 @中国>

5月31日、男子シングルス2回戦で張本智和(20=智和企画/世界ランク11位)が林昀儒(22=台湾/同7位)をゲームカウント3-1で破り、準々決勝に進出した。

国内外で激闘を繰り広げる同世代の2人によるマッチアップ。東京五輪4位の林に対し、国際大会では3勝1敗と張本が勝ち越しており、2月の世界卓球からの連勝を狙う。

張本は台上プレーで林の出ばなをくじき、台から離れずに巧みな攻守を見せて第1ゲームを11-2で先取する。

2ゲーム目は林がミドル攻めからフォア側を突くコース取りで得点され、張本は終盤に迫るも及ばず9-11で取り返される。

次は張本が3球目攻撃でミドルを突き6-3とリードするが、対応した林が7-7に追いつく。ここで張本がタイムアウトを取り、次の一本をバック側へのロングサーブから奪い、そのまま11-8で奪取する。

張本は4ゲーム目も3-0と飛び出すが、林のロングサーブで連続エースを奪われるなど、5-9と逆転される。だがネットインと林のサーブミスに乗じて張本が押し返し、最後もバックハンドがエッジで入り、11-9として勝利した。

続く準々決勝では、向鵬(21=中国/世界ランク41位)と樊振東(27=中国/同4位)の勝者と対戦する。

<WTTチャンピオンズ重慶 男子シングルス2回戦>
張本智和 3-1 林昀儒(台湾)
11-2/9-11/11-8/11-9

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