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5月31日未明、広島県福山市の市道で、無免許運転で追突事故を起こし、けがを負わせたのにそのまま逃げていたとみられる男が、翌日、逮捕されました。
無免許過失運転致傷と道路交通法違反(救護措置義務違反)などの疑いで逮捕されたのは、福山市野上町2丁目の32歳の会社役員の男です。
警察によりますと、男は、5月31日午前1時すぎ、福山市昭和町の市道で、軽自動車を無免許で運転。同じ方向に走っていた64歳の男性会社員が運転する別の軽自動車に追突し、全治5日のむち打ちなどのけがを負わせましたが、救護することなくそのまま逃げた疑いです。
調べに対し、男は「間違いありません」と話しているということです。男は、2年以上前に免許を取り消されています。
事故を起こす直前、パトロール中のパトカーが無灯火の軽乗用車を発見し、赤色灯を付けサイレンを鳴らして、停車するよう呼びかけていました。
軽乗用車は、しばらく低速で走った後、急に速度を上げて逃走を図ったため、警察は、追跡を危険と判断して中止していたということです。
パトカーが、軽乗用車を見失ったころ、近くの市道を走行していた会社員の男性から「警察が追っていた車に追突された」といった内容の通報が警察にありました。
追突された男性が目撃した車両の特徴や、事故発生の時間・場所などから警察は、パトカーの追跡から逃走していた軽乗用車が事故を起こしたとみています。