湯河原町長選 内藤氏が立候補を表明 「温泉場にぎわいを創出」 小田原市・箱根町・湯河原町・真鶴町

質問に答える内藤氏

冨田幸宏町長死去に伴い実施される湯河原町長選(6月18日(火)告示、同23日(日)投開票)に、同町元参事で新人の内藤喜文氏(64・無所属)が5月27日に立候補を表明した。同選挙への立候補表明は内藤氏が初めて。

同日、小田原市役所で記者会見を開いた内藤氏は、「冨田町長が亡くなり、参事として役場のろうばいの兆しを感じた。町政運営を考え立候補を決めた」と5月21日に役場を退職。温泉場のにぎわい創出のための「千歳川沿い遊歩道の活用」や「住民が住民を支える高齢者福祉」、財源確保のための「宿泊税の導入」などを提言した。

1959年生まれ、湯河原町出身。小田原高校、東京理科大学工学部卒。湯河原町役場入庁後、情報システムなどに携わり、定年後再任用され政策・総務グループ参事などを務めた。

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