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高校野球の春季近畿地区大会第3日は1日、兵庫県明石市の明石トーカロ球場で準決勝があり、春季兵庫県大会準優勝の須磨翔風は智弁和歌山(和歌山)に0-12で大敗し、決勝進出はならなかった。2日の決勝は、京都国際-智弁和歌山の顔合わせとなった。
須磨翔風は橋本昊樹(こうき)、加登雄翔、上里田(あがりだ)憲伸の3投手が投げ、六回までに5点を先行された。九回から4番手で登板した常見悠冴(ゆうが)投手もつかまり、7点を失った。
打線は一回は堀航太右翼手、二回は浅野悠羽(ゆうは)三塁手の安打でそれぞれ三塁まで進んだが後が続かず、いずれも無得点。三回以降は三者凡退で走者を一人も出せず、零敗した。
智弁和歌山は山田希翔(まれと)遊撃手(芦屋市立潮見中出身)が適時三塁打を含む4安打の活躍だった。
準決勝のもう1試合は、京都国際が先発中崎琉生投手(西宮市立瓦木中出身)の九回1失点の好投で、天理(奈良)に5-1で勝利。2日の決勝は、明石トーカロで正午にプレーボール予定。
66年ぶりに公立3校が挑んだ今大会の兵庫勢は、須磨翔風が4強入りしたほか、1回戦で社(春季県大会1位)と明石商(同3位)がともに大敗して初戦敗退した。