SNS型投資詐欺で4060万円の被害 群馬・高崎市の男性

 群馬県警高崎署は31日、交流サイト(SNS)で投資話を持ちかけて現金をだまし取る「SNS型投資詐欺」の手口で、高崎市の会社員の男性(52)が、現金4060万円をだまし取られたと発表した。詐欺事件として捜査している。

 同署によると、1月下旬ごろ、SNSで実業家の前沢友作さんを装う「投資について学べる」といったうその広告を見つけ、グループに参加。投資で利益が出ているかのようなやりとりを見せられ、投資アプリをダウンロードするよう誘導された。

 2月20日~5月13日の間、計13回にわたり、インターネットバンキングを利用して4060万円を振り込み、だまし取られた。

 為替の取引所担当を装う人物にメッセージで出金を申し出たところ、約560万円の手数料を払わないと出金できないと回答があった。不審に思い、家族に相談して、16日に同署に届け出た。

© 株式会社上毛新聞社