Netflixで配信されているドラマ『The 8 Show ～極限のマネーショー～』。8階建てのビルに閉じ込められた8人の男女が、各階の部屋で生活するだけでお金が稼げるショーに挑戦する様子を描いている。
出演者には、3階の部屋で生活する詐欺被害者ペ・ジンスを演じるリュ・ジュンヨル、8階で生活する芸術家の女性ソン・セラに扮するチョン・ウヒ、7階で生活する映画監督の男性ユ・フィリップを演じるパク・ジョンミンがいる。
他の5人を演じている俳優たちも含めて、それぞれがキャラクターの特徴をしっかり把握して演技を披露している。
物語の第2話では、いくつかの謎が明らかになったので、そこをクローズアップしていこう。
ショーの参加者たちは、1階から8階まですべての部屋を見て回る。そこで、各階ごとに部屋の広さと時間ごとに増える金額が違うことに気づく。下の階の人たちは、自らの選択を後悔する。
それでも、お金が必要な参加者たちはショーを終わらさないために、残り時間を増やすという共通の目的を持つが、8階のソン・セラが残り時間を使って、服を大量に購入してしまう。
そのことを責められた彼女は、「残り時間を増やす方法は階段を上り下りすることだ」と話す。他に方法もないため、参加者たちは必死で階段を駆け上がる。しかし、その最中に時間が0になってしまう。これで終わりなのかと意気消沈する参加者たちだが……。
謎を解き明かす楽しさ
謎が明らかになっていくたびに面白くなっていく『The 8 Show ～極限のマネーショー～』。さらに、それぞれのキャラクターの得意なことや苦手なこと、どういう性格なのかも少しずつわかってきた。
このドラマを見ていると、まるで自分もショーに参加しているような気分になってくる。時間ごとにお金が増えていく喜び、参加者たちと協力して何かをする感覚など様々なものを感じる。さらに、判明していない謎を解いていく謎解き要素もあって楽しくドラマを見ることもできる。
果たして、参加者たちはショーを終わらせて無事に脱出することができるのか。これからどんな展開を迎えるのかが興味深い。
文＝大地 康
