大谷翔平を超えた519億円男 打率.322&7発でも叶わず…元MVPが見せる底力「1.4」

フィリーズのブライス・ハーパー【写真:ロイター】

ハーパーは大谷翔平に“勝利”する数値

フィリーズのブライス・ハーパー内野手の“爆発力”に注目が集まっている。米メディア「ジョムボーイ・メディア」のジョリー・オリーブ記者が「5月のナ・リーグで最も価値のある選手トップ3」を公開。ハーパーはドジャース・大谷翔平投手を抑えて1位となっている。

打撃、走塁、守備、投球を総合的に評価して選手の貢献度を表す指標「WAR」で、ハーパーは「1.4」を記録して5月のトップに立った(日本時間6月1日試合前時点)。2位の大谷は「1.3」で、3位にはメッツのフランシスコ・リンドーア内野手が「1.1」でランクインした。

大谷は5月、打率.322、7本塁打を記録していたが、わずかに及ばず。ハーパーは2019年オフにフィリーズと13年総額3億3000万ドル(約519億円)の超大型契約を結んでいただけに、“本来”の活躍を披露して見せた。

記事ではフィリーズのカイル・シュワーバー外野手についても言及。昨年の打率は.197、短縮シーズンだった2020年にも打率.188と2割を切っており低打率のシーズンが目立っていたが、5月の打率は.307を記録し、WARは「0.9」まで積み上げた。5月のナ・リーグ野手WARトップ10に入選している。

この数値をSNSなどで確認したファンは「ハーパーとシュワーバーのツイートだ」「カイル(シュワーバー)! 1か月全体で打率.300超え!」「1か月間でシュワーバーの打率が.300。そしてハーパーが一塁を守ってナ・リーグのWARでトップか」「シュワーバーが1か月間打率.300超えていると言っているのか?」など驚きの声を上げていた。(Full-Count編集部)

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