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東武鉄道の新型特急「スペーシアX」が群馬県内で初めて運行され、新型車両を一目見ようと太田駅には多くの鉄道ファンが詰めかけました。
警笛とともに太田駅に姿を現したのは、去年7月にデビューした東武鉄道の新型特急N100系「スペーシアX」です。今年最も優れた車両に贈られる「ブルーリボン賞」に輝いています。
通常は東京の浅草駅から栃木の日光や鬼怒川温泉を結んでいますが、沿線住民の認知度向上を図ろうと、県内では初めて伊勢崎線で特別運行されました。
車両の先頭部に設けられた座席は、「走るスイートルーム」をコンセプトにした私鉄最大級の個室で、大きな窓から車窓を楽しむことが出来ます。また、東武初の電動リクライニング座席を備えた「プレミアムシート」は、前後のシートの間隔がこれまでよりも広く快適に移動することが出来ます。
1日は、事前に申込のあったツアー客や観光関係者など100人が乗車し、発車の合図とともに多くのファンに見送られ、日光に向けて出発しました。