新潟、敵地で首位町田を撃破! 小見洋太や藤原奏哉ら得点で3試合ぶり白星

2024明治安田J1リーグ第17節が1日に行われ、FC町田ゼルビアとアルビレックス新潟が対戦した。

3連勝中の首位町田が、直近7戦で5敗と勝ち点が伸びや悩む16位新潟を『町田GIONスタジアム』に迎えての一戦。試合の均衡が破れたのは24分、アウェイの新潟が先制する。敵陣中央でルーズボールを拾った小見洋太が、推進力のあるドリブルで一気にペナルティエリア内まで運び、最後はゴール右上へと突き刺した。

直後、新潟に追加点のチャンス到来。右サイドから小見が送ったクロスにペナルティエリア内の谷口海斗が頭で合わせたものの、枠をとらえていたシュートは相手DF昌子源にゴールラインの手前でクリアされた。

すると、同場面から迎えたコーナーキックを防いだ町田が、カウンターで試合を振り出しに戻す。人数をかけてゴール前に攻め込み、最後は平河悠が左から送ったグラウンダークロスに藤尾翔太が合わせて押し込んだ。

45分、新潟が勝ち越しに成功する。ペナルティエリア手前で谷口が放ったシュートは相手にブロックされると、藤原奏哉がゴール前のこぼれ球にいち早く反応してゴールネットを揺らした。

1点差で折り返した新潟は、52分にリードを広げる。左サイドでフリーキックを獲得し、キッカーの秋山裕紀がゴールに向かうボールを供給。これが相手DFチャン・ミンギュのオウンゴールを誘った。

2点を追いかける展開となった町田は63分、ロングボールに抜け出した平河がペナルティエリア中央からゴール左下を狙ったものの、シュートはポストに嫌われた。

町田は後半アディショナルタイムにも望月ヘンリー海輝のヘディングシュートがポストを叩き、最後まで2点目が遠かった。新潟は2点差のまま逃げ切りに成功した。町田は7試合ぶり黒星、新潟は3試合ぶりの白星となった。次節はカップ戦や天皇杯を挟んで約2週間後に行われ、町田は15日に敵地で横浜F・マリノスと、新潟は16日に敵地で鹿島アントラーズと対戦する。

【スコア】
FC町田ゼルビア 1-3 アルビレックス新潟

【得点者】
0-1 24分 小見洋太(新潟)
1-1 27分 藤尾翔太(町田)
1-2 45分 藤原奏哉(新潟)
1-3 52分 オウンゴール(新潟)

【ゴール動画】新潟、小見洋太や藤原奏哉ら得点で町田に勝利!

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