J1町田、今季ワースト3失点…黒田監督が完敗に苦言「話にならない」「後手踏んだ」

町田の黒田監督【写真:FCMZ】

アルビレックス新潟とホームで対戦し、1-3の完敗

FC町田ゼルビアは6月1日、J1リーグ第17節でアルビレックス新潟とホームで対戦し、1-3で敗れた。今節で2位鹿島アントラーズが勝利し、勝ち点35で並ばれたものの、得失点差で首位をキープ。今季ワースト3失点での敗戦に対して、黒田剛監督は「誰が見ても町田のサッカーではなかった」と振り返った。

町田は前半24分、新潟MF小見洋太に抜け出され先制ゴールを献上。同27分にカウンターのチャンスからMF平河悠が抜け出し、最後はFW藤尾翔太が同点弾を決めるも同45分、新潟DF藤原奏哉に勝ち越しゴールを許すと、1点を追いかけるなかで後半7分にはオウンゴールで今季ワーストの3失点で完敗となった。

リーグ戦の連勝は3でストップとなり、4月27日のリーグ戦第10節のジュビロ磐田戦(0-2)以来、7試合ぶりの敗戦に。試合後、黒田監督は「立ち上がりから町田のサッカーが出なかった。それぞれの準備が足りなかったと思うし、色んな局面の甘さ、緩さが出た。誰が見ても町田のサッカーではなかった」と厳しい表情を浮かべた。

3失点は今季リーグ戦でワーストに。「DFラインの連係もそうでしょうし、失点しているようでは話にならない。後半ネジを巻いて行ったにもかかわらず、オウンゴールで失点するのもそうだし、全面的に圧力という部分に関しては新潟が上だった。我々がインテンシティー含めてすべて上回っていかなければ我々にボールがこぼれることはないので出足を含めて後手を踏んだ」と黒田監督。改めて課題改善に努めることを誓った。(FOOTBALL ZONE編集部)

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