阿賀町は、実際には発注していない水道工事を発注したように装うなど文書を偽造していたとして、担当職員を懲戒免職としました。
阿賀町によりますと、建設課下水道係の男性主任(45)は、国の補助を受けて実施する予定だった工事を発注したように装うなど、昨年度にかけて文書の偽造を繰り返していました。県に提出した文書で、日付など不審な点があったことから発覚。懲戒免職となりました。
阿賀町では、去年も水道工事の経費を職員が着服した事件がありました。男性主任は、チェックが厳しくなったプレッシャーから発注が遅れ、発覚を防ぐため文書を偽造したと話しているということです。
町は、再発防止策と刑事告発などの対応を検討しています。