八戸高専で50代教員がアカデミック・ハラスメント 威圧的言動などで学生がフラッシュバックに苦しむ 停職2カ月の処分

教員の不適切な発言や威圧的行為により学生が精神的に不安定となるアカデミック・ハラスメントがあったとして、八戸市の八戸工業高等専門学校の50代の教員が懲戒処分を受けました。

停職2カ月の処分を受けたのは50代の教員です。八戸高専によりますと、2024年1月、この教員が担当する授業の提出課題や試験の実施に関して複数の学生に対し恐怖心を与えるような不適切な発言や威圧的な行為、アカデミック・ハラスメントを行ったということです。

学生はこの教員の授業に出席できなくなった他、過去の出来事が思い起こされるフラッシュバックに苦しめられるなど精神的に不安定になったということです。

八戸高専の土屋範芳校長は「このような行為を行ったことは遺憾」「このことを厳粛に受け止め、今後このようなことが起こらないように再発防止に取り組むとともに学生が安心して学校生活を送れるよう信頼の回復に努めてまいります」と文書でコメントしています。

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