米軍経ケ岬通信所が発電機を一時稼働 京都・京丹後市に連絡、以前に騒音問題

【資料写真】米軍経ケ岬通信所

 京都府京丹後市は1日、米軍経ケ岬通信所(同市丹後町)が緊急メンテナンスのために発電機を一時稼働させた、と近畿中部防衛局から連絡を受けたと発表した。

 同市によると、同局から午前9時ごろ、発電機の稼働予定の連絡を受け、正午ごろ現地で稼働を確認した。午後5時ごろ、停止したとの連絡があったという。同市は「緊急メンテナンスの詳細は分からない」としている。

 通信所の発電機を巡り、周辺住民との間に騒音問題が起きたため、同通信所は2018年から商用電力を導入した。市は、土日や夜間を避けて最小限の稼働にとどめるよう、米軍に申し入れている。

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