上位対決は痛み分け…神戸に先制許した浦和、中島翔哉弾で追いつくも逆転の1点遠く

2024明治安田J1リーグ第17節が1日に行われ、浦和レッズとヴィッセル神戸が対戦した。

上位に食らいつきたい7位浦和が、3連敗で3位に転落した神戸を『埼玉スタジアム2002』に迎えての一戦。序盤は神戸が押し込む展開となり、アウェイチームは15分に先制点を獲得する。右サイドから酒井高徳がクロスを送ると、ボールは武藤嘉紀や大迫勇也の頭を経由し、ペナルティエリア左の井出遥也の足元へ。井出は右足を振り抜いてゴール左下に突き刺した。

追いかける展開となった浦和はオラ・ソルバッケンを中心に神戸のゴールに迫ったものの、前半のうちに追いつくことはできず。神戸も追加点のチャンスを生かせず、1点リードで折り返す。

浦和は後半頭からサミュエル・グスタフソンと中島翔哉を投入し、攻撃が活性化。ホームチームは65分に試合を振り出しに戻す。右サイドでボールを引き出したソルバッケンが、推進力のあるドリブルでカットインし、ペナルティエリア手前の中島にパス。中島は右足でコントロールショットを放ち、ゴール右隅へと流し込んだ。

後半は浦和がより多くのチャンスを作ったものの、逆転の1点は遠く。試合は1-1のドローに終わった。次節、浦和は15日に敵地でセレッソ大阪と、神戸は16日にホームで川崎フロンターレと対戦する。

【得点者】
浦和レッズ 1-1 ヴィッセル神戸

【得点者】
0-1 15分 井出遥也(神戸)
1-1 61分 中島翔哉(浦和)

【ゴール動画】浦和・中島翔哉が巧みなコントロールショットで同点弾!

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