大谷翔平、5月終了で「リーグ4冠」 OPS唯一の大台…「38-35」で突入する“最強月間”

ロッキーズ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:Getty Images】

59試合を終えて打率.326、14本塁打、13盗塁、OPS1.000と好成績をキープ

■ロッキーズ 4ー1 ドジャース(日本時間1日・ロサンゼルス)

ドジャースの大谷翔平投手は5月31日(日本時間6月1日)、5月の全日程を終了した。本拠地で行われたロッキーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、3打数無安打。ここまで59試合を終え、打率.326、14本塁打、13盗塁、OPS1.000と好成績をキープして6月に突入する。ナ・リーグでは4部門でトップに立っている。

散髪しさっぱりした髪型で球場入りしたこの日、同世代のダコタ・ハドソン投手と対戦した。初回1死の第1打席は二ゴロ、4回先頭の第2打席はうまくすくい上げるも二塁正面のライナー。6回1死の第3打席は、カウント3ボール2ストライクから81.2マイル(約130.7キロ)のカーブにバットが空を切った。

5月は好スタートを切ったものの、16日(同17日)に牽制球を左太もも裏に受けてから急降下。それでも打率.312、29安打、7本塁打、19打点、6盗塁、出塁率.385、長打率.581、OPS.966をマークした。今季ここまで長打率(.607)、OPS(1.000)、長打(33)、塁打(136)でリーグ4冠の座をキープしている。

さらには年間162試合に換算すると、38本塁打、35盗塁ペース。史上6人目となる「40-40クラブ」入りも、まだまだ狙える位置につけている。昨季の6月は打率.394、15本塁打、29打点。通算成績でも月間最多の43本塁打、打率.336をマークしており、得意の1か月でさらに成績を向上させることも予想される。(Full-Count編集部)

© 株式会社Creative2