巨人・阿部慎之助監督（４５）が３―４でサヨナラ負けを喫した１日の西武戦（ベルーナ）後、試合を総括した。
この日はベテラン・坂本を「休養日」扱いで、三塁に岡本和、一塁にウレーニャを配置したオーダー。試合はプロ初登板初先発のドラフト５位左腕・又木の好投もあり、５回まで両チーム無得点と投手戦となったが、６回に岡本和の犠飛などから一挙２点を先制。８回にも岡本和の犠飛でさらに１点を奪い、３―２で最終回を迎えたが、ここで守護神のバルドナードが蛭間に同点適時打、続く元山に勝ち越し打を浴びて痛恨のサヨナラ負け。勝利目前で手痛い敗戦を喫した。
それでも阿部監督は「バルで何試合も勝ってきたからね。たまにはこういう時もあるし。明日しっかり切り替えて、勝ち越せるようにするだけです」と助っ人左腕を擁護した。
敗れこそしたものの、６安打３得点とつながりを見せ始めた打線についても「いい感じで点は取れてきているので、そこは継続してやってもらいたいなと思います」と一定の手応えを示した。
