テレビの人気企画をアレンジ こどもの国で「追跡中」 子どもたちがハンターに 横浜市青葉区

園内を探し回るハンターたち

学校内外で学びの機会を提供している「NPO法人あおば学校支援ネットワーク」(竹本靖代理事長)が5月19日、こどもの国で小中学生を対象に恒例のデイキャンプを開催。今回初めて企画したレクリエーション「追跡中」が好評だった。

追跡中は、人気テレビ番組の企画をアレンジしたもので、逃走者役のスタッフを子どもたちがハンターとなって捕まえる内容。逃走者を捕まえたり、途中で差し込まれるミッションをこなすとポイントがもらえ、チームごとに合計点を競う。当日は子ども45人が参加。ハンター5人ずつのグループが、チームワークを生かしながら園内にいる逃走者11人を追った。

このレクリエーションは、同法人の活動に参加している高校生と大学生が企画から当日の運営まですべて考えたという。参加した子どもたちからは「楽しかった」「がんばったのに2位で悔しい」などの声があり、運営側の高校生と大学生にとっては学びと経験の場となったようだ。

その他、園内の野外炊事場で、牛乳パックを燃料にして作るホットドッグ「カートンドッグ」を作る体験も行われた。

竹本理事長は、募集人数に対して多くの申し込みがあり、参加人数を拡大して対応したという。参加できなかった子どもも多かったことから、こどもの国で再度秋ごろに開催する意向だという。

揃いのTシャツを着た逃走者

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