右翼団体の街宣活動に抗議した通行人に飛びかかったとして、京都府警公安課と南署は1日、暴行の疑いで、京都府長岡京市の自称建設業の男（50）を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は同日午後1時ごろ、京都市南区の京都テルサで開かれた共産党の田村智子委員長の講演に反対する街宣中、歩道で「音がうるさい」と叫んだ近所の男性（43）の正面から飛びかかり、右腕を首に回した疑い。
府警によると、容疑者は左京区の右翼団体の構成員で、当時は会場周辺で6団体が街宣活動をしていた。「うるさいなどと言われて腹が立った」と供述しているという。
