1977年以来47年ぶりに、地方リーグでプレーのアマチュア選手がウルグアイ代表デビュー!

ウルグアイの地方のアマチュアチームのフベントゥ・ソリアーノに所属する24歳のFWワルテル・ドミンゲスが同国代表デビューを果たした。1日、ウルグアイメディアの『エル・オブセルバドール』が報じた。

ウルグアイ代表は5月31日にアウェイでコスタリカ代表と対戦。ウルグアイサッカー協会(AUF)はこの試合を「国内クラブでプレーする選手たちのために新たに創出され、国内のクラブが保有する選手たちを国際舞台で披露するための場」と位置づけていた。

このような背景から、国際舞台で試したい“国内組”の選手たちが選ばれ、試合を指揮するのはウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督でなく、U-20ウルグアイ代表のディエゴ・ペレス監督となった。

そんななかプロ選手に混じって、地域リーグと県選抜で39試合に出場し59ゴールを挙げたアマチュア選手のドミンゲスが、国際親善試合を戦うウルグアイ代表に正式に選ばれたことは大きな話題となっていた。

背番号20を背負ったドミンゲスは0-0で迎えた80分ピッチに送り込まれると、前線で奮闘。しかし得点は奪えず、試合はそのままスコアレスで終了した。

だが、今回のドミンゲスの出場により1977年以来47年ぶりにアマチュア選手によるウルグアイ代表での出場が記録されることに。『エル・オブセルバドール』は、アマチュアのドミンゲスがウルグアイ代表のユニフォームを着てピッチに立ったことは、選手本人にとっても、国内サッカーにおいても、代表にとっても特別なことだと強調した。

【動画・写真】インタビューに答えるワルテル・ドミンゲスと、同選手がピッチに投入される瞬間

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