J1浦和・中島翔哉がリーグ戦初得点 ヘグモ監督「どんどんよくなっている」代表待望論も

中島翔哉

J1浦和の元日本代表MF中島翔哉(29)が1日、ホーム神戸戦で今季リーグ戦初ゴールを挙げた。

浦和の10番は0―1の後半から投入され、チームの流れを呼び込んだ。すると後半16分、右サイドのFWオラ・ソルバッケンから、ペナルティーエリア手前中央でボールを受けると、狙いすましたように、ゴール右隅へシュートを決めてみせた。

中島は「コースはちょっと甘かったけど、入ってよかった」。試合は1―1のドローに終っただけに「相手に勝つチャンスがあったし、僕たちにもチャンスがあったので勝ち切りたかった」と悔しがった。

欠場した前節(5月26日)の町田戦は1―2で敗れ、中島不在を敗因に挙げる声もあった中、この日の活躍で改めてチームに欠かせない存在であることを証明。ペア・マティアス・ヘグモ監督は「翔哉はどんどんよくなっている。今日は素晴らしいゴールだった。それに彼はサッカーが大好きな選手」と言って笑みを浮かべた。

中島は日本代表でもかつて10番を背負った実力者。復調気配にネット上では、ファンから「代表でまたプレーが見たい」「代表に呼ぶべき」「森保監督、また中島翔哉を呼んでください」などの声が上がる。このまま調子を上げていけば、再び森保ジャパンでプレーすることになるのか。

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