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スケートボードや自転車BMXなどを楽しめる施設が1日、神奈川県藤沢市鵠沼海岸の鵠沼海浜公園にオープンした。国際大会に対応するコースのほか、初心者向けのエリアも備え、今夏のパリ五輪で注目されるアーバンスポーツの「聖地」として活用が期待される。
「鵠沼海浜公園HUG-RIDE PARK(ハグライドパーク)」は約1万6千平方メートルの敷地にスケートパークや広場、駐車場などがある。同日には早速、高低差のあるくぼ地状のコースで愛好者がスケートボードを楽しんだ。
同公園の基盤施設の老朽化を受け、市が民間資金を活用した都市公園の整備・管理手法である「パークPFI」を採用し、小田急電鉄を代表法人とするグループを事業者に選定。22年10月から公園を一時閉鎖し、改修工事を進めていた。
今秋にはテナントの開業も控えており、同日の開園式典で小田急電鉄の鈴木滋社長は「鵠沼らしい、人の憩う公園に育てていきたい。テナントも楽しみにしてほしい」と呼びかけた。
近くに住むスケボー歴1年の堀内紫佑さん(12)は「開業を待っていた。ここでたくさん練習して、基礎を身に付けたい」と話した。