キッザニア甲子園で「手術」体験 病院パビリオンがオープン 赤ちゃんのもく浴コースも

手術体験をする子ども=西宮市甲子園八番町、キッザニア甲子園

 子ども向けの職業体験テーマパーク「キッザニア甲子園」(兵庫県西宮市甲子園八番町)で、病院のパビリオンがオープンした。参加した子どもたちは「手術」や新生児のもく浴などに取り組んだ。

 フコク生命(東京都)が出展。手術室や新生児室、救命センターがあり、医師や看護師、救命救急士の仕事を体験できる。5月28日にオープニング式典があり、米山好映社長らがテープカットした。

 手術着に身を包み、手術用手袋をはめた子どもたちは、実物のような器具を使い、切開や縫合などを体験。新生児室では「赤ちゃんは言葉が話せないけど、マッサージすることで感じていることが分かるよ」とアドバイスを受けながら、温めた手で人形の腹や足を優しくマッサージ。その後、湯が口に入らないよう慎重に体や頭を洗った。

 参加した神戸市の小学2年の女子児童(7)は「赤ちゃんが気持ちよく入れるように心を込めてもく浴できた」とほほ笑んだ。

 キッザニア甲子園インフォメーションセンターTEL0570.06.4343 (浮田志保)

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