[音のプロが推す“超納得”スタートプラン]「低予算でスピーカーだけを交換」or「お得にデッドニングまでを実行」!

モレル・マキシモ ウルトラ 602HE MKll

純正オーディオの音の質に不満を抱くドライバーは多くいる。しかし「何から手を付ければ良いのか分からない……」、そう悩んでいるドライバーもまた少なくないに違いない。であるならば当連載を参考にしてほしい。全国の“音のプロ”が提案する具体策を紹介している。

ジムニー乗り必見! アルパインが提案するハイレベルなオーディオシステム登場

今回は、広島県福山市の実力ショップ、「アミューズ」の岡本さんに話を訊いた。さて、氏が薦める“スタートプラン”とは…。

◆昨今、純正システムの音に不満を抱くトヨタ車オーナーが増えている!? その場合には…

早速アミューズの岡本さんに、初めて来店したユーザーにどのような提案をすることが多いのかを教えてもらった。

「スピーカー交換をお薦めすることが多いです。ちなみに最近は、トヨタ車オーナーが来店されるケースが増えています。トヨタ車の多くはドアパネル内に手を入れることが推奨されていないので、カー用品量販店でスピーカー交換を引き受けてもらいにくくなっています。さらには純正ディスプレイオーディオの音に不満を抱かれている方も多く、専門店の門を叩かれる方が増えてきました。

で、実をいうとトヨタ車の場合は特に、“パワーアンプ内蔵DSP”の追加も有効です。根本から音を良くできますから。でも、“パワーアンプ内蔵DSP”はピンからキリまであり、話がややこしくなりがちです。しかも“パワーアンプ内蔵DSP”を追加する際には緊急通報システム等の純正機能を保全する必要があり作業が複雑化しますので、その意味でもご説明することが増えてお客様を惑わせてしまいます。

対してスピーカー交換は話がシンプルです。なのでスピーカーを換えられるおクルマであれば、そこから手をつけるということで良いと思います」

◆お得なセットプランを用意! しかしより低予算でスピーカーだけを交換するのもアリ!

「トヨタ車でももちろん、スピーカーを換えれば確実に音が良くなります。“パワーアンプ内蔵DSP”の追加は、その感動を味わった後でも良いと思うんです。なので、もっと音を良くしたいと思われたときにはその手もありますよと、ご説明だけさせていただいています」

続いては、スピーカー交換の詳しい内容を教えてもらった。

「当店では、お得なスピーカー交換のセットプラン、『ウェルカムプラン』をご用意しています。当プランでは、3つのスピーカーの中からをお好きなものをお選びいただけるようになっています。どれも税込6万円ちょっとの製品で、その製品代、スタンダードなデッドニング施工費、取り付け部材代、取り付け工賃までを含めて税込11万円にてご提供しています。

なおスピーカー交換が初めての方の中には、デッドニングって何だか良く分からないと思われる方も少なくないです。そしてできるだけ低予算で収めたいとのご要望をいただくことも多いので、そうであればまずはスピーカーだけを換えてみましょうとご提案しています。そうすると税込9万円ほどで作業を完了させられます(車種による変動あり)。

お客様が納得されやすい内容をお薦めしたいと思っています。なので、分かりやすくかつリーズナブルな内容となることが多いです」

◆「アミューズ」の『ウェルカムプラン』では、フォーカル、ブラム、ヘリックス、モレルが選択可能!

「ちなみに当店の『ウェルカムプラン』では、以下の3つのスピーカーの中からお好きなモデルをお選びいただけます。フォーカルの『PC 165 FE』(税込価格:6万500円)、ブラムの『L 165 S』(税込価格:6万3800円)、ヘリックスの『Ci3 K165.2FM-S3』(税込価格:6万6000円)、そしてさらに1万円を追加していただけたらモレルの『マキシモ ウルトラ 602HE MKll』(税込価格:7万4800円)も装着可能です。

なお、デッドニングはやられた方が確実に完成度が高まります。しかし後からやることにも利点があります。初期費用を抑えられることと、その効果のほどを実感できること、この2つです。スピーカー交換と同時に行うと、音が良くなったことに対してデッドニングがどれだけ効いたのかが分かりづらいです。なので初めてスピーカーを換えられる場合には特に、別々に行った方が経験値が上がって良いと思います。

ただ、スピーカー交換と同時にやった方がトータルの費用は少なくてすみます。特に『ウェルカムプラン』ではお得にデッドニングを行えますから。そのことはご説明させていただいています。

お近くでしたらぜひお気軽にお越しください。さまざまなご提案ができると思います。お待ちしています」

© 株式会社イード