京都府亀岡市の小中一貫校の近くの横断歩道に押しボタン式信号機 通学路指定で

育親学園近くの横断歩道に設置された押しボタン式信号機(亀岡市本梅町)

 京都府亀岡市本梅町の小中一貫の義務教育学校「育親学園」の近くにある横断歩道に、押しボタン式信号機がこのほど、設置された。前期課程(小学生)の子たちも通るようになることから、安全性を高めた。

 横断歩道は、同学園の西側を走る国道477号上にある。通行量が多くスピードを出す車も多いといい、本梅町自治会が要望していた。通学路に指定されたため府警が設置した。

 3月下旬に西部地域4町や同学園に統合される4小中学校、亀岡署の関係者らが集まり、点灯式があった。育親中の生徒がスイッチを入れて信号を点灯し、参加者が横断して渡り初めをした。

 由良隆夫自治会長は「これからは児童が歩くようになる。少し安心して通学できるようになった」と喜んでいた。

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