バレー古賀紗理那に“降参”中国ファン 「いろんな手法で攻め…中国は全く守れず」と称賛

女子バレー日本代表の古賀紗理那【写真:Getty Images】

ネーションズリーグ、日本は中国に3-1で完勝

バレーボールのネーションズリーグ女子はマカオで1次リーグを開催中。日本は5月31日に中国を3-1(25-22、19-25、25-18、25-17)で下した。パリ五輪の出場に大きく関わる世界ランクを1つ上げて7位とし、6位の中国に迫る勢い。中国メディア「潮新聞」は日本の戦いぶりを「強みを最大限に発揮した」と称えている。

今大会の成績は、7月に開幕するパリ五輪の出場権に大きく影響する。1次リーグが終わる6月17日の世界ランクが選定基準となっており、日本と中国は残り5つの枠を争うライバルだ。記事も「試合前、中国は世界ランク6位、日本は8位で、今回の試合は最終的にどちらが『アジアの覇者』としてパリに進軍するかにかなりの程度影響を与える大きな意味を持つ試合」と位置付けている。

記事は「フィジカルで中国に及ばぬ状況の中、日本は柔軟でスピーディな戦いぶりで第1セットから主導権を握った」「日本が守備力とスピードを武器とする一方、中国は高さを利用して対抗した。その結果、日本はその強みを最大限に発揮し、スピーディで柔軟な戦術で勝利を手中にした」と、両国の異なるプレースタイルを紹介。日本の勝利を称えている。

また中国版SNS「WEIBO」にも中国ファンから日本を称える声が多数投稿された。両チーム最多の25得点を挙げた日本のエース古賀紗理那(NEC)に対し、「いろいろな手法をうまく使って攻めていて、中国はそれを全く守ることができなかった」と“降参”とも取れる声が上がっていた。

THE ANSWER編集部

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