サッカーの楽しさ伝える 茨城・水戸 キッズ向けイベント

スモールサイドゲームでボールを追う子どもたち=水戸市下国井町

サッカーの楽しさを子どもたちに広く伝えようと、イベント「フットボールデー」が1日、茨城県水戸市下国井町のIFAフットボールセンターで開かれた。キッズ年代向けにサッカーに触れる機会を設けるイベントで、県サッカー協会が主催した。小学3年生以下の子どもたちを中心に約60人が参加し、ミニゲームなどで汗を流した。

普段、試合する機会の少ない小学1~3年生に、日本サッカー協会が推奨するミニゲーム「スモールサイドゲーム」を用意。フットサルと同程度のコートを使い、5人対5人でキーパーなし、8分ハーフでゲームを実施した。そのほか、小学生女子を対象とした教室「なでしこひろば」や、未就学児向けにボール遊びなどを伝授する「めざせクラッキ」を行った。

イベント運営には、協賛したジブラルタ生命保険の社員らが、スタッフとして関わった。ゲーム毎にスタッフが各チーム1人ずつMVPを選出。お菓子の詰め合わせを贈った。

仲間とチームを作って参加した、那珂市立菅谷西小1年の萩野谷拓哉さん(6)は3年生のチームに惜しくも敗れた後、「強かった。守備は得意だけど難しかった。将来はプロになりたい」と意気込みを語った。

同協会の楢崎裕史事務局長は「長く続けてもらうために、この年代にはサッカーが楽しいということを感じてほしい」と話した。

同イベントは16日につくばでも行われる。

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