【英コロネーションカップ】ムーア騎乗・ルクセンブルクが鮮やかな逃げ切り

現地5月31日、イギリス・エプソム競馬場で行われた英コロネーションカップ(G1・芝2410m)は、2番人気に支持されたR.ムーア騎乗、ルクセンブルク(牡5・A.オブライエン)が、鮮やかな逃げ切りを決めた。同馬は前走ドバイターフで14着と惨敗していたが、見事に巻き返しての勝利でG1は4勝目。

ルクセンブルクはG1・4勝目

少頭数5頭立てのレースとなり、道中はルクセンブルクがハナを主張して主導権を握った。1馬身ほどのリードを保って直線へ向くと、二の脚を飛ばしてしぶとく粘り込み、後続の追い上げを1馬身振り切ってゴールした。

現地メディアの取材にA.オブライエン調教師は「ムーア騎手が素晴らしいコントロールで本当素晴らしい騎乗を見せてくれた」とレースを振り返り、「本当に素晴らしい馬で、今年もたくさん遠征に出かけるかもしれない」と、今後の展望も示唆した。

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