車でタクシーに接触し4キロ走行、追いかけたタクシーにバックで衝突した疑い 広島西署が男を逮捕

 広島西署は2日午前3時55分ごろ、広島市安佐南区、自称会社員の男(22)を道交法違反(安全運転義務違反)の疑いで現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、西区三篠北町の市道で乗用車を運転中、後ろに停車していたタクシーに衝突する事故を起こした疑い。

 同署によると、男は中区内でも同じタクシーに接触。男性運転手(52)に約4キロ先まで追いかけられて行き止まりで後退し、事故を起こした。呼気検査で基準値の約3・3倍に当たる1リットル当たり0・5ミリグラムのアルコールを検出。同法違反(酒気帯び運転)容疑でも調べる。男は「事故前には飲酒していない」と供述しているという。

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