「見守っていてください…」北海道砂川市飲酒ひき逃げ事件から9年 被害高校生の同級生らが現場で献花

2015年に砂川市で一家5人が死傷した飲酒ひき逃げ事件から6日で9年になるのを前に、1日、亡くなった高校生の同級生らが現場に花を手向けました。

砂川市の国道12号を訪れたのは亡くなった永桶恵さんの当時の担任や同級生です。

4人は花を手向け手を合わせていました。

2015年6月6日、2台の車が飲酒運転の上に時速100キロを超える無謀な速度で競いながら、永桶さん家族の乗る軽乗用車に衝突、一家5人が死傷しました。

■(同級生の)原田玲於さん:

「今年3人目の子どもが生まれたので、そういう報告を兼ねて、見守っててくださいということを伝えました。」

■元担任小田島数幸さん:

「どのような方であっても大切な存在の方がいらっしゃると思います。その方から飲酒運転をやってしまいそうな方にストップをかけてもらいたい」

砂川市は6月6日を飲酒運転撲滅の日と定めていて、今年も集会を行います。

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