【高校野球】広陵、倉敷商に敗れ2連覇ならず 中国地区の公式戦連勝も42でストップ 春季中国地区高校野球大会

【倉敷商―広陵】倉敷商に2-1で敗れ、バックスタンド前に集合する広陵の選手たち(2日午後0時20分、鶴岡一人記念球場)

 【春季中国地区高校野球大会準決勝 広陵1―2倉敷商】

 2連覇を目指した広陵(広島)は、倉敷商(岡山)に1―2で敗れ、大会2連覇を逃した。2022年夏の広島大会3回戦で英数学館に敗れて以降、中国地方の公式戦では42連勝中だったがストップした。

 広陵は、エース高尾響が、今春の選抜大会2回戦の青森山田戦以来となる先発マウンドに立ったが一回、3安打に死球などが絡み2失点。二回以降は立ち直ったものの、この2点が重くのしかかった。打線は一回無死一、三塁から土居湊大の右犠飛による1点だけ。二回以降は得点を奪えなかった。

 今大会は故障のため、ともにU―18日本代表候補の浜本遥大がベンチ外、只石貫太主将がベンチ入りしながら不出場と主力2人を欠く中での戦いとなっていた。

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