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西武は2日、育成3年目の菅井信也投手(20)と支配下選手契約を結び、ベルーナドームで会見を行った。
菅井は2021年ドラフトの育成3位指名で西武に入団。今季はイースタン・リーグで9試合(先発8試合)に登板し1勝2敗、防御率2・57をマークしている。背番号は「71」となった。
菅井は会見で「もう素直にうれしいです。正式には先程言われたんですけど、昨日、確定はしていなかったんですけど、お母さんに伝えたら『おめでとう』と言われ、すごく喜んでいたのでめっちゃうれしかった」と3年目での支配下昇格を喜んでいた。
またこの日が巨人戦だったことで試合前練習では昨年まで2年間、ファーム投手コーチとして自身の育成に関わってくれた巨人・内海哲也投手コーチ(42)にこれを報告。同コーチは抱き合ってこれを喜んでくれたという。
菅井は「特別にグラウンドに行かせてもらって内海さんと会った時にうれしくて抱き合いました。最初は『どうしたの?』みたいな感じだったんですけど(支配下登録を)伝えたら『マジ? うれしい』と言われて、それだけでも本当に嬉しかったです」と最高のタイミングで恩師に最高の報告ができたことに声を弾ませた。
菅井は「結構、試合とかでうまくいかない時に内海さんに声を掛けてもらうことが多かった。そういう時でも冷静に自分のためにどうしたらいいかとか、今後こうした方がいいということを言われてきたのですごく一番西武に入ってきた時から頼りになる人でした」と2年間の恩に言及。
続けて「2年間、内海さんに教えてもらって3年目で内海さんがいなくなって自分がダメになったら今まで付き合ってもらった分、がっかりさせてしまうので、本当にダメな時でも内海さんにいわれたことを思い出して頑張ってきた」とまずは第一関門の支配下を勝ち取ったことに気を引き締めていた。