山本由伸、6回1失点7Kで6勝目 渡米後最多101球の粘投…奪三振ショーに本拠地喝采

ロッキーズ戦に先発したドジャース・山本由伸【写真:Getty Images】

前回登板は5回4失点で黒星も…本拠地で2試合ぶり6勝目

■ドジャース 4ー1 ロッキーズ(日本時間2日・ロサンゼルス)

ドジャース・山本由伸投手は1日(日本時間2日)の本拠地で行われたロッキーズ戦に先発登板し、6回7安打1失点、1与四球7奪三振の好投で6勝目(2敗)を挙げた。今季12先発して防御率3.32、76奪三振とした。

相次ぐピンチを奪三振ショーで切り抜けた。初回1死から二塁打を浴び2死一、二塁を招くも、クリス・ブライアント外野手をスプリッターで空振り三振。2回も先頭に二塁打を浴び、1死後から犠飛で先制点を許したが、直後の攻撃で相手のミスやジェイソン・ヘイワード外野手の適時二塁打で逆転に成功すると、リズムに乗った。

4回はこの日初の3者凡退。5回はヒットを許したが、相棒のウィル・スミス捕手の盗塁阻止で事なきを得た。6回は2死二、三塁と最大のピンチとなったものの、エレウリス・モンテロ内野手を遊ゴロに仕留め、グラブを叩きながらベンチへ。この回限りで降板。6回1失点7奪三振の粘投に、本拠地ファンはスタンディングオベーションで右腕を称えた。

5月20日(同21日)のダイヤモンドバックス戦、前回登板となった26日(同27日)のレッズ戦の100球を超え、この日投じた101球は渡米後最多。被安打7本は最多タイだったが、毎回の奪三振ショーで最少失点にとどめ、今季6勝目を手にした。チームは今季37勝23敗、貯金14とし、地区2位のパドレスに6ゲーム差をつけている。(Full-Count編集部)

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