女子プロレス「スターダム」のアーティスト王座戦（２日、東京・後楽園ホール）は、王者の舞華＆白川未奈＆ジーナの「イーネクサスヴィー（ＥＸＶ）」が極悪ユニット「大江戸隊」を退けＶ２を達成した。
ＥＸＶは５月１８日横浜大会で行われた同王座の次期挑戦者決定ガントレットマッチを勝ち抜いた大江戸隊の刀羅ナツコ＆渡辺桃＆テクラと対戦した。ジーナが渡辺に先制攻撃を仕掛け勢いづくと、舞華からの交代要請を拒否。渡辺にボディースラム３連発を浴びせ強さをアピールしていると、大江戸隊に隙を突かれ場外に連れ込まれてしまう。その後も凶器攻撃でやりたい放題の極悪軍にペースを奪われ劣勢を強いられた。
１５分過ぎにはジーナのアシストに入った舞華が、刀羅に真っ赤な毒霧を浴びせられピンチに。だが、リングで孤立したジーナが白川と好連係を繰り出し危機を脱すると、刀羅の毒霧を渡辺に誤爆させ一気に形勢逆転に成功した。最後はジーナが渡辺をサンダーストラックで沈めた。
試合後、マイクを持った舞華が「ジーナ！ 何でチェンジしなかった？」と怒鳴りつけると、肩にかけていたワールド王座をジーナに指さされ「マイカ、私がネクストチャレンジャーよ」と挑戦を表明された。
ジーナの言葉に驚いた舞華だったが「一番最初に名乗りを上げてくれたジーナを私は誇りに思うよ。ユーはベリーストロングだよ」と褒めたたえつつ「せっかく６月２２日代々木第二体育館で大会が決定しているから、そこでこのベルトをかけて戦いましょう」と承諾。２人の王座戦が決定的になった。
