森は海の恋人植樹祭 宮城・気仙沼湾の豊かさ守るため全国から参加の1000人が山へ

海の豊かさを守るため、気仙沼湾に注ぐ川の上流に広葉樹を植える「森は海の恋人植樹祭」が2日、岩手県一関市で行われました。

この取り組みは、魚介類の餌となる植物プランクトンが森から海に流れ出る養分によって育まれることから、気仙沼市の漁業関係者が一関市の住民らとともに1989年から続けています。

36回目となる今回は全国からおよそ1000人が集まり、ナラやブナなどおよそ40種類1100本の苗木を植えていきました。

仙台から参加した女性「海育ちの私が山に来て植樹というものをさせて頂いて、繋がりを感じました」

NPO法人森は海の恋人・畠山重篤理事長「木を植えることにどれだけの意味があるかということを、ここで噛み締めて頂きたい」

この植樹は来年以降も続けられる予定です。

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