新潟地方気象台は6月2日午後6時20分ごろ、大雨と雷、突風に関する北陸地方気象情報を発表した。北陸地方では、2日夜遅くにかけて土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒するよう呼び掛けている。また、3日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、急な強い雨に注意が必要。
日本海を東北東に進む低気圧に向かって南から湿った空気が入り、また、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下18度以下の寒気が流れ込んでいる。このため、北陸地方では3日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となる見込み。局地的に積乱雲が発達し、雷を伴って激しい雨の降る所がある見通し。雨雲が予想よりも発達した場合や停滞した場合には警報級の大雨となる地域が拡大する可能性がある。
雨の予想
6月2日に予想される1時間降水量 新潟県 30ミリ 富山県 30ミリ 石川県 20ミリ 福井県 5ミリ
2日18時~3日18時の24時間降水量予想 新潟県 50ミリ 富山県 50ミリ 石川県 30ミリ 福井県 10ミリ
※いずれも多い所