『光る君へ』越前編突入 松下洸平、浩歌、安井順平らが演じる人物は?

毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『光る君へ』。第21回でまひろ(吉高由里子)と父・為時(岸谷五朗)は越前の地へと旅立った。

第22回は、越前国府に向かう途中に立ち寄った敦賀の松原客館のシーンから始まる。いよいよ本格登場となる周明役の松下洸平をはじめとした「越前編」登場の新キャラクターを紹介する。

●周明(ヂョウミン)/松下洸平
周明は、朱仁聡(浩歌)らとともに越前にやってきた、宋の見習い医師。まひろは周明から宋のことばを教えてもらい、徐々に親しくなっていく。優しく穏やかだが、どこか謎めいたところがある人物だ。

松下洸平と吉高由里子はTBSドラマ『最愛』以来の共演(藤原道隆役の井浦新も出演)。『最愛』では強い絆で結ばれた2人だが、本作ではどんな関係となるのか。なお、松下は本作が大河ドラマ初出演となる。

●朱仁聡/浩歌(ハオゴー)
朱仁聡は宋からやってきた商人らの長。船が漂着し、越前に逗留している。実は、宋の朝廷から、ある密命を負っており、越前国守の藤原為時と交渉にあたる。

浩歌は朝ドラ『ブギウギ』(NHK総合)に中国人作曲家・黎錦光役で出演。“信用”という言葉が朱仁聡のキーワードとなるようだが、果たして彼はまひろたちにとって“敵”になるのか“味方”になるのか。

●三国若麻呂/安井順平
三国若麻呂は松原客館で宋人との通訳を務める役人。安井順平は、現在放送中のドラマ『アンメット ある脳外科医の日記』(カンテレ・フジテレビ系)に出演中。ミヤビ(杉咲花)が働く丘陵セントラル病院の院長・藤堂利幸として、スタッフを見守るお人良しの“いい人”を演じている。どちらかというと曲者を演じることが多い安井だが、『光る君へ』も“いい人”となるか。

●源光雅/玉置孝匡
越前国で介(すけ)を務める役人。介とは四等官制における国司の次官にあたる階級。玉置孝匡の大河ドラマへの出演は、『天地人』『真田丸』に続き、本作が3作目となる。

●大野国勝/徳井優
越前国で大掾(だいじょう)を務める役人。大掾とは四等官制における国司の判官にあたる階級。徳井優の大河ドラマへの出演は、『利家とまつ~加賀百万石物語~』『義経』『功名が辻』『篤姫』『平清盛』『西郷どん』『青天を衝け』に続き、8作目となる。

(文=リアルサウンド編集部)

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