米軍横須賀基地の空包射撃「中止を」 市民団体が警備艇訓練の中止を米軍に申し入れ

今回の訓練で使用される警備艇(防衛省南関東防衛局提供)

 米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)が4~6日に提供水域内で実施予定の機関銃による空包射撃を伴う警備艇訓練を巡り、同市で基地の監視活動をする市民団体「ヨコスカ平和船団」などは2日、在日米海軍司令部に対し、訓練の中止を求める申し入れを行った。

 申し入れ書によると、提供水域であっても米海軍の港湾管理権は限定的で、民間クルーズ船などが活動する港で射撃訓練を含む今回の訓練はその管理権を大きく逸脱しているなどとして、訓練の中止を求めた。

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