北海道アイヌ協会、会員2千人割れ ピークの4割まで減少 札幌で総会

総会であいさつする大川勝理事長(中央)

 北海道アイヌ協会(大川勝理事長、札幌)は2日、札幌市中央区のかでる2.7で総会を開き、4月1日時点の会員数が1989人となり、2千人を切ったことが報告された。高齢化や新入会員の減少で、ピークだった1999年の4割にまで減っており、同協会には危機感が募っている。

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