WOWOWプライムで6月9日から放送・配信される、KAT-TUN・亀梨和也主演の「ゲームの名は誘拐」（日曜午後10：00）の、アザービジュアルが解禁された。さらに、誘拐ゲームで“だまし合う”メインキャストたちのインタビュー映像も公開。
「ゲームの名は誘拐」の原作は、2002年に刊行された東野圭吾氏の同名のミステリー小説。03年に一度実写映画化され、20年には本作を原案としたドラマが中国で制作されるなど、長年にわたり多くのファンを魅了してきた人気作でもある。
広告代理店の敏腕プランナーである佐久間駿介（亀梨）が、手掛けていた大型プロジェクトから突如降板させられたことを機に、自分を引きずり下ろした大手自動車メーカー「日星自動車」の副社長・葛城勝俊（渡部篤郎）に一矢報いるため、その娘・樹理（見上愛）と共謀して狂言誘拐を企てる。佐久間と葛城の一進一退の“攻防戦”、誘拐犯・佐久間と共犯者・樹理との間で育まれるいびつで危険な“恋愛模様”、完璧だったはずの佐久間の誘拐ゲームに待ち受ける、すべてが覆る衝撃のラストが見どころとなる。
このたび解禁された、ドラマの世界観にインスパイアされたアザービジュアルは、“誘拐犯”亀梨と“共犯者”見上の危うい未来を示唆しているような雰囲気が表現されている。亀梨と見上が登場する2種のビジュアルには、それぞれ「誘拐か、誘惑か。」「狂言誘拐を共謀する、だけのはずだった――」というキャッチが掲げられ、憎き敵・葛城への復讐（ふくしゅう）のために誘拐ゲームを企てる佐久間と、父である葛城を恨む樹理の危うい恋愛模様、そして誘拐ゲームの不穏な未来を予感させる仕上がりに。葛城も加わった3人のビジュアルには「このゲーム、最後に勝つのは誰だ。」というキャッチが添えられ、3者の一進一退のだまし合いの結末に期待が高まる出来栄えとなった。
このビジュアルが撮影されたのは、2023年11月の本編撮影終了直後のタイミング。物語を結末まで演じきり、それぞれの役柄への解釈が最上まで高まった状態の3人が見せる表情に注目だ。
さらに、亀梨、見上、渡部それぞれのソロインタビューも、WOWOW公式YouTubeで公開となった。撮影のメーキングもふんだんに盛り込まれたインタビュー映像内で、亀梨から「（当初の想定とは）逆のところにあった」という佐久間のキャラクターが出来上がるまでのエピソードや、スタッフとの妥協のない作品作りの現場について語られるほか、見上は「魔性の女でありながら、かわいらしい」と自身が表する樹理のキャラクターについてや、「すごく助けていただいた」という亀梨との撮影エピソードなどを披露。
そして、「躊躇（ちゅうちょ）なく悪を演じられた」と述べる渡部からは、「ここまでの逆転劇にはなかなか出合ったことがない」という“東野圭吾作品”ならではの、すべてが覆るラストの魅力についても明かされる。
