“赤峰”北村匠海、話題沸騰の『アンチヒーロー』で演技が光る!視聴者を唸らせたシーンに注目

“赤峰”北村匠海、話題沸騰の『アンチヒーロー』で演技が光る!視聴者を唸らせたシーンに注目

現在放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』(TBS系)に出演している北村匠海。作中では、長谷川博己が演じる弁護士・明墨正樹の事務所に勤める弁護士の赤峰柊斗役を務め、その演技が話題を集めている。そこで本記事では、視聴者から特に反響が大きかったシーンにスポットを当てながら、北村の俳優としての魅力を紐解いていきたい。

ダンスロックバンド・DISH//のメンバーとして活動しながら、昨年の12月に配信されたNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』や、大ヒットした実写版『東京リベンジャーズ』シリーズなどの話題作に出演し、俳優としても飛躍を続ける北村。さらに昨年は、法律家を目指す学生たちの模擬裁判“無辜ゲーム”から起こった悲劇を描いたミステリー映画『法廷遊戯』で物語のキーパーソンとなる天才学生役を好演したが、そんな北村が再び法律を題材とした作品に挑戦することとなったのが、現在放送中の日曜劇場『アンチヒーロー』だ。

同作は、長谷川博己が演じる“殺人犯をも無罪にしてしまう”アンチな弁護士・明墨正樹を通し、視聴者に“正義とは果たして何なのか?”“世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?”を問いかける逆転パラドックスエンターテインメント。先の読めないスリリングな展開や、伏線が張り巡らされた綿密なストーリーに、SNSでも、「面白すぎる…1話から余すことなくエピソードが回収されてくのたまんない」「頭使うドラマって苦手なんだけど、これは全然苦にならない」「回を重ねることに全部の伏線が巧妙に絡み合っているのがわかって、ドラマに引き込まれる」などの声があがっている話題沸騰の作品だ。

そんな同作で北村が演じているのは、明墨に憧れながらも不信感を抱いている弁護士・赤峰柊斗だ。当初、犯罪者を無罪にしてしまう明墨に対し、「先生の正義がどこにあるのか僕にはわかりません」と批判的な姿勢を見せていた赤峰。その後、“明墨が何のために犯罪者を無罪にするのか見極めていきたい”と宣言するなど、視聴者とドラマの世界を繋ぐような存在にも感じられる。そんな赤峰だが、先日放送された第7話の終盤では、かつて明墨が無罪にした緋山啓太(岩田剛典)を証拠品を手に追い詰め、「もう逃しませんよ」と笑みを浮かべるシーンが描かれ、「赤峰くんの明墨化が止まらない」「最後の赤峰さんの表情は鳥肌立った」「緋山を追いつめる不敵な赤峰の笑いが怖い」と視聴者を驚かせた。ドラマの公式インタビューで、北村は“仕草などを通して少しずつ明墨のやり方に染まっていく様子を細かく演じている”と明かしており、そうした繊細な役作りが、物語の大きな転換点となりそうな同シーンによりインパクトを与えたと言えそうだ。

明墨から影響を受け、徐々に成長していく赤峰を丁寧に演じ、作品の世界観に深みを与えている北村。“アンパンマン”を生み出したやなせたかしと小松暢夫妻をモデルにした2025年度前期のNHK連続テレビ小説『あんぱん』への出演も発表されている北村だが、佳境を迎える『アンチヒーロー』の展開と共に、北村のこれからの活躍にも期待したい。

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