【巨人】ヘルナンデス 来日初猛打賞&菅野感謝の好守備「自分が1面に出てる新聞が欲しいね」

7回のチャンスに適時打を放った巨人・ヘルナンデス

新助っ人の勢いが止まらない。巨人のエリエ・ヘルナンデス外野手(29)が2日の西武戦(ベルーナ)に「2番・右翼」で先発出場。猛打賞をマークするなど大暴れで、チームの勝利に貢献した。

来日初の3安打。その1本目は5回の第3打席、チームが2点を先制した直後だった。相手先発・ボーのスライダーを捉えると鋭い当たりはセンターへ飛んだ。中前打で好機を広げ、3点目へとつなげた。

7回は一死二、三塁のチャンスで打席へ。相手の暴投で1点が入った後、カウント3―0から積極的にスイングを仕掛けると、打球は右翼の前に落ちる適時打となった。

勢いに乗ったヘルナンデスは9回にも右翼へダメ押しの適時打を放ち、3安打2打点の大活躍。自身初の猛打賞に「初めて日本で3本打てたのはうれしい」と喜びを口にした。

打撃だけではない。2回には右翼線の打球をスライディングキャッチで好捕するなど守備でもチームに貢献。7回無失点と好投した先発・菅野も「右翼のヘルナンデスの守備もあった。味方がいいプレーでしのいでくれたのでゼロでいけたと思います」と気迫のこもった守備に感謝していた。

報道陣の取材を終えると「自分が1面に出てる新聞が欲しいね」と述べるなど、かわいらしい一面をのぞかせるドミニカン。早くも攻守においてチームに欠かせない存在となっている。

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