レスリングで県勢第1号となるパリ五輪出場権を獲得した曽我部京太郎(22)=ALSOK、今治西高出=の壮行会が2日、愛媛県松山市のホテルで開かれた。五輪初出場となる曽我部は関係者約140人を前に「皆さんからもらったエネルギーを糧に、金メダルを取る」と力強く宣言した。
写真撮影やサインに応じ「(生まれ育った)今治という土地で多くの人に支えられて、ここまでたどり着けた」と感謝。「パリの舞台でも忘れずに精進していく」と思いを述べた。2大会連続で五輪に出場した日体大レスリング部の松本慎吾監督(46)=宇和島市出身=が教え子の激励に駆けつけ「京太郎らしくパリで羽ばたき、一番いい色のメダルを狙ってほしい」と期待した。