これからお話するのは、私の結婚当初の出来事です。よかれと思っていた行動でしたが、旦那の真意を聞き間違っていたと気がつきました。
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張り切って料理を頑張る
先日旦那と結婚した私は仕事と家事の両立に燃えています。毎日夜遅くまで働く旦那に、「健康で楽しい食卓を提供したい!」と毎日食卓になるべく多くの料理を並べるよう心掛けています。
たとえばメインが『豚の生姜焼き』ならサラダとひじきやきんぴらなどの副菜2品、汁物を準備。一人暮らしのときと比較して、健康的でバランスのいい食事は喜んでもらえて当然だと考えていました。
旦那は私の準備した料理をいつもサラダや副菜から食べ始めます。サラダと副菜をすべて食べ終えてから、ようやくメインとお米を食べ始めるので、「きっとサラダや副菜が好きなんだな。」と感じ、サラダと副菜の量は多めに作るようにしています。
旦那の気持ち
ある日、私は何気なく旦那に「〇〇くん(旦那の名前)は、サラダと副菜の食べっぷりがいいよね! 好きなんだねぇ。もっと量を増やしたほうがいいかな?」と聞きました。
すると旦那の口から衝撃の真実を聞くことに……。
旦那は、「たくさん作ってくれてありがたいんだけど、実はサラダや副菜は苦手なんだ。俺は苦手なものから食べ始めるようにしてて。あまり多く食べられるほうでもないし、本当はメインの料理とお米だけで十分。」と言うのです。
いつも食べっぷりのいい旦那がまさかサラダや副菜を苦手だと思っているとは思いもせず、私は衝撃を受けました。
結末
それからというもの、私はバランスばかりを考えて多くの品数を並べるのをやめています。メイン料理になるべく栄養が偏らないよう、野菜を多めに加えるなどの工夫をして、料理のスタイルを変更しました。
共働きの我が家では品数が減ると、料理にかかる労力や洗い物も減るので、結果的に2人にとっていい結末となりました。
これからは思い込みで自分のやり方を押し付けるのではなく、その都度旦那と会話をして過ごしやすい家庭を築いていきたいと思います。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Emi.A