【選挙】古座川町長に新人・大屋氏、現職やぶり初当選

任期満了に伴う古座川町長選挙の投票が、きょう(2日)行われ、即日開票の結果、新人の大屋一成(おおや・かずしげ)候補67歳が、3選をめざした現職をやぶり、初当選しました。

花束を受け取り初当選を喜ぶ大屋氏(一番右/選挙事務所で)

古座川町選挙管理委員会が、今夜9時15分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選 大屋一成(おおや・かずしげ) 無所属・新 983票
西前啓市(にしまえ・けいいち) 無所属・現 771票

以上が、この日投票が行われた古座川町長選挙の結果でした。投票率は、85・78%で、4年前の前回選挙に比べ、1・50ポイント低くなりました。当日有権者数は、2089人でした。

初当選した大屋氏は、1956年、古座川町生まれの67歳で、県立古座高校を卒業後、建設会社社長を経て、2008年から古座川町議会議員を4期つとめ、議長などを歴任しました。

大屋氏は、選挙事務所で、支持者らとバンザイをして、初当選を喜んだあと、「やらないといけないことがたくさんある。これまでの町長の良いところを継承しながら、自らのビジョンを目指したい。まず、大地震への対策、急峻な山間部の道路と津波対策など、防災の強化に取り組まなければならない」などと抱負を述べました。

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