5社に1社は「キャリア採用と新卒採用を同割合」で計画/学情「採用計画に関する調査」

学情は、企業・団体の人事担当者を対象に、インターネットアンケートを実施し、「採用計画」に関して調査した。

【調査概要】

調査期間:2024年4月15日~5月2日

調査対象:企業・団体の人事担当者

有効回答数:376社

調査方法:ウェブ上でのアンケート調査

※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100%にならない場合がある

キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」がもっとも多い

本年度の採用活動における、キャリア採用と新卒採用の割合は、「5:5」が22.4%でもっとも多く、5社に1社は、キャリア採用と新卒採用を同割合で計画していることがわかった。また、「キャリア採用より、新卒採用の割合が多い」と回答した企業は45.1%、「キャリア採用のほうが、新卒採用より割合が多い」と回答した企業は30.6%だった。

「キャリア採用の人数を、前年度より増やす予定」と回答した企業が3割超

キャリア採用の人数について、「前年度よりも増やす予定」と回答した企業は32.2%で、3割以上の企業が、キャリア採用の人数を増やす予定であることがわかった。「前年度と特に変更なし」41.8%を合わせると、約8割の企業が、2023年度の採用人数と同程度、またはそれ以上での採用を予定しており、キャリア採用が拡大傾向であると言える。

キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」がもっとも多い

キャリア採用において、採用人数を増やす年齢層は、「20代(26~29歳)」が70.2%でもっとも多かった。次いで、「30代」57.9%、「20代(~25歳以下)」45.5%と続き、20代を中心に、若い世代の採用を増やしたいという意向がうかがえる。

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